sukinakoto777のブログ

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エイプリルフールネタはどこまで許容されるのだろうか

もう数週間たってしまいましたが、4月1日の話をしようと思います。

僕は今アメリカの高校に通っています。

その日の社会の授業で先生が「前回のConcept Check(小テスト)の成績があまりにも悪かったから、再試験を行います。解き終わったり、辞退する場合は、青いカゴにテストを提出してください」と指示しました。

個人的には前回の小テストが特に難しくは感じなかったので、少し違和感はありましたが、ほかの人の成績のことはわからないのであまり気にせず解き始めました。

すると、横に座っていた友達が突然僕の肩をたたき最後のページを見せてくれました。

そこには、最後の問題の下に「これはエイプリルフールのジョークです。これを見たらそのままテストを提出してください。このことを周りに伝えないでください」と書いてありました。

結局ほとんどの人は、早い段階で気づいていたみたいですが、2人くらいは、先生に最後に言われるまで気づかず、7分くらい解き続けていました(選択問題でまあまあ問題数があったので、普通に解いたら結構長かったと思います)。

先生は最初にきちんと問題を読んでから解きなさいって書いてあるでしょ、的なことを言って笑っていました。

 

僕はこのジョークはアメリカらしくて、面白いと思うと同時に、少し複雑な感情もありました。もちろんまわりで見ている人や、真っ先に気づいた人は普通に面白いと思うと思いますが、真面目にテストを解いていた人はどうでしょう。本当に、前回の小テストで失敗していて、今回の再テストを聞いた時に希望と感じた人もいたかもしれません。

こんなことを言っていると、おもんない人みたいになるかもしれませんが、僕はこれがエイプリルフールネタがどこまで許容されるのか、と考えるきっかけになりました。

 

今年のエイプリルフールでは多くの企業のSNS公式アカウントが参加していました。

上記の例では見れば「明らかに嘘」だとわかるようになっています。虚構新聞とかと少し性質は似ているかもしれません。

 

一方下記はどうでしょう。

こちらはなかなか凝っていて、本当といわれても信じれそうなレベルです。実際リプライでも一瞬信じていた人がちらほらいました。

こういう「ありえそうな」嘘は個人的には避けた方がいいのかな、なんて思ったりしまして。別にケンタッキーを批判するつもりは全くないですし、これ自体は面白いツイートだとは思うのですが、信じて、実際にないことに気づいたときに落胆する人もいるかもしれません。その時に、エイプリルフールネタとしての面白さが、「落胆」を上回れているでしょうか。

 

エイプリルフールという文化自体を否定するつもりはありません。ただ、このようなネタは「ライン越え」を起こしやすいのも事実だと思います。

 

個人的にはエイプリルフールは、なるべく軽い、嘘だあ、と思えるような嘘にするべき、と思います。面白いですし、信じてしまっても、落胆は最小限に抑えられるからです。皆さんはどうお考えになりますか。もしお時間があれば、コメントで教えてください。

 

https://x.com/KFC_jp/status/1641817652535623681

https://x.com/shiki_jp/status/164181765175114547https://x.com/shiki_jp/status/1641817651751145476

https://x.com/shiki_jp/status/1641817651751145476

https://x.om/shiki_jp/status/1641817651751145476